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2016年10月 3日 (月)

アカウミガメの合わせ貝

 宮崎県の小倉ヶ浜に打ち上げられたチョウセンハマグリの貝殻で、日本画家の宮下博直さんにアカウミガメ合わせ貝を制作してもらいました。貝殻の内側に金箔を2枚重ねて貼り、その上に岩絵具で描かれています。

Caretta_caretta_jpeg50_2

  宮下博直作

 貝殻は日向市在住の岡山清英さんが採集したものです。全面がほぼ白色で模様がわずかしかなく、長さが8.9cmの大きな貝殻です。絵を描いてもらう前と後に重さを測ったら、絵具分の重さは0.7グラムでした。

Shell50_jpeg_2

 制作をお願いするときに、参考のためにアカウミガメの精巧なフィギュアをお渡ししたのですが、宮下さんはネットの動画などでウミガメが泳ぐ姿をだいぶ研究してくださったようです。日本語のサイトには、アオウミガメの画像を誤って「アカウミガメ」と表示しているものがたくさんあるということです。

 アカウミガメは英語でloggerhead seaturtleと言うように、アオウミガメより首が太くて「頭でっかち」に見えます。雑食性なので、貝やカニの殻を砕くための顎や首の筋肉が発達しているのでしょう。その特徴をうまく描いてくれました。

Loggerhead

 次はなんの絵を描いてもらおうかと思案中です。大きな貝殻も探さねばなりません。
 
 

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