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2016年10月29日 (土)

蜘蛛の巣のインスタレーション

Photo_3   平川渚作「ぬけ道、とおり道」

 糸島芸嚢「アートの収穫祭」へ行って森の中で見た素敵なインスタレーションをもう一つ。森の山道を登っていくと、古いお堂のような小屋があった。扉があいていたので、中を見ると作品が張り巡らされていた。

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 蜘蛛の巣のように見えるのはレース編み。編んだ帯は枝分かれしたり、丸い穴の中をくぐりぬけたりしているので、厳密には蜘蛛の巣ではないが、緻密な空間アートだった。

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 この少し下で「ダレカノネガイ」という作品を展示していた黒崎加津美さんが、昨年はお堂の扉を漆で塗ったと話していたのは、この扉のことだろうか。赤い扉と、クリーム色の壁と、焦げ茶色の床に、レース編みの蜘蛛の巣が張られていて、本当なら寂しいお堂が、喜んでいるように見えた。
 
 

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