自己紹介文

 宮崎県の砂浜は、かつては、世界に誇れるような美しい砂浜ばかりでした。山からの土砂を川の水が海まで運ぶことで出来上がった宮崎の宝です。

 ところが、人の生活が便利になってくるにつれ、川にはダムが造られ、河口には港が建設され、山からの砂が海岸まで届かなくなりました。ここ数十年、砂浜はやせ細る一方です。荒々しい波から付近の住宅や道路を護るために、次々と護岸や突堤が建設されてきました。一ツ葉海岸から一ツ瀬川にかけての砂浜には、新たに巨大なヘッドランド(T字型突堤)建設の計画まで持ち上がっています。

 波の力を弱めるには、広い砂浜が一番効果があるとされています。また砂浜は、さまざまな植物や動物をはぐくむ豊かな生態系でもあります。見渡す限りの砂浜を取り戻したい。時間がかかっても、みんなで智恵を出し合えば実現できるのではないか。【ひむかの砂浜復元ネットワーク】は、そのような思いを抱えた人達が集まって、情報を交換し、勉強し、砂浜復元に向けて活動していくためのネットワークです。